2008/2/27

今週の行ってきました Vol.190

 

2月になってから、近畿や山陰の北部は天気がイマイチですー。

高い雪山は雪崩が危なっかしくって登れないし、視界も悪いし・・・

 

そんな時、「滝でも見に行くか!」っていうことで、

兵庫県北部の養父市大屋町にある天滝に行ってきました。

 

写真撮影の好きな親父(74歳)を誘って、ちょこっとだけ親孝行も。

 

車で約2時間、ふもとの村に車を止めて雪の積もった林道を歩きます。

だんだんと雪が増えますが、約1時間で登山口到着。

 

そこからは両側を急峻な崖に挟まれた渓谷歩き。

夏なら涼しい遊歩道といったところですが、

今は雪崩に落石、スリップ転落に要注意!

積雪も90cmくらいで、アイゼン履いた足がずいぶんともぐります。

 

それでも誰かが通ったらしく、数日前と思われる踏跡が雪に埋もれながらも付いています。

やがて登山口から1時間ちょっと、

車を降りたところからなら2時間ちょっとで天滝に到着。

 

いやあ、噂に違わぬ名曝です。落差97mが雪の中で水しぶきをあげています。

凍ってるかと思ったけど、轟々と水が落ちてました。

秋には、鮮やかな彩りを添えてくれる紅葉の木も、今は白い雪の花で満開です。

下山時には牡丹雪も降ってきて、これまた「いとゆかし」です。

鹿も3頭出てきたので、なんだか花札の世界になっていく〜

そんなこんなの2月7日でした。