2008/1/26

今週の柱時計 Vol.189

 

「Vol.187」でお知らせした柱時計。

修理できて動くようになりました!

木枠は結構バラバラでしたが寄木細工のようにして修理。

機械部分も大正昭和の時計屋さんのメンテナンスがしっかりしていたのか、

そんなにひどくなく、少しの手入れできっちり動いてくれてます。

文字盤のガラスも、ガラス屋に行って丸く切り出してもらいました。

 

真鍮部分もきれいにピカピカ、木部もワックスかけてツヤツヤになりました。

ゼンマイ巻きが無かったので真鍮で造りました

動いている姿をビデオにしたので見てください。

 「蘇った柱時計」 

ビデオはちょっとブツブツと雑音がありますが

「ボ〜ンボ〜ン」って言う時報の音も聞こえますよ。
 

時計のルーツに興味がわいたので、

時計の裏に張られていた時計店に、修理できた時計をもって行ってきました。

 

そのお店は明治に創業の姫路にある時計店でしたが、

もう今は電気店になっていて、三代目の方が経営されています。

でも2代目の奥さんがご健在で、いろいろとお話してきました。

ただやっぱり古いので、時計の名前なんかはわかりませんでした。

 

そのお店にはでっかい店の名前入りの昔の金庫なんかもありました。

ちなみに修理のために時計の文字盤をはずすと、

その下からオリジナルの文字盤が出てきて、

こんなTRADE MARKや

時計の名前が書かれていました。

 

なんか知っている人いたら教えてください。

(花文字なのでなんて書いてあるのかわかんない?ー)

 

また前回 「Vol.187」の後、名古屋のメーカーで作られたようだってことを調べて教えてくださった方、時計店を探し出してたずねてくださった方、ありがとうございました。感謝!