今週の行ってきました Vol.486
 
6/16に福井県の三方五湖へサイクリング行ってきました。
 
車に自転車積んで2時間、道の駅三方五湖。今回はここから五つの湖を自転車でめぐります。
スタートしてものの100m。縄文博物館だ!存在を知らなかった。
実は縄文時代がとっても好きなのです。迷わず入館。三方五湖のほとりには縄文時代に集落があったそうです。
 
 
最初の湖は三方湖(みかたこ)。水は淡水で葦なんかも繁っています。
 
次は菅湖(すがこ)。とっても静かなところ。
 
道端の花もきれい。
 
三つめは水月湖(すいげつこ)。今回のメインな場所。海水が混ざる汽水湖です。
湖底には、なんと7万年も前からの沈殿物が、1年ごとに年輪のように縞模様になって堆積しているそうです。
 
それは年縞(ねんこう)といって、分析すると当時の気候が1年単位で分かるスゴイもの。
化石などが出土した時に、年代を特定する炭素年代測定法の基準値をきっちり決定できる。
世界中で、こんなに長い年月の年縞があるのはここだけってことで、この場所は世界標準になってます。
 
たとえて時間で言えば、グリニッジのような場所。
周囲の地形や水の流れ、地殻変動などがうまくかみ合った結果にできた、奇跡の湖!
半年後には年縞博物館が開館するそうです。
 
さらに人工的に作られた川沿いに、少し走ると久々子湖(くぐしこ)
ここも汽水湖です。シジミの養殖をしてる。
 
久々子湖のすぐ北側には日本海。
 
 
日本海沿いに走ると最後の湖、日向湖(ひるがこ)
ここは海水。海とつながっていて、いわばとっても深い湾のような場所、漁船もたくさん泊まってる。
 
三方五湖のあたりは梅の産地のようで、湖畔には延々と梅の果樹園が続いている。
お猿が梅の実を手に握りしめて、山へ帰っていく姿も目撃。
 
道端に落ちてる熟した梅の実、どんな味だろう? サルを見習って食べてみたら「美味い!まるでプラム」
いくつも拾って食べちゃいました。おかげで昼ご飯いらなかった(^-^)。
 
たのしいサイクリングでした。