行ってきました、九州へ夫婦二人(その3)
九州夫婦二人旅
三日目最終日、長崎県の雲仙と島原。
雲仙はミヤマキリシマの花盛り
火山性の土壌などの荒れた土地でも育つこの木、九州の火山では見ものです。
それにしても寒〜い。寒気が流れ込んでます。
高い標高のところで気温5度。ブルブル('〜')
途中のドライブウェーからは、雲仙普賢岳で19年前の噴火によって流れた火砕流跡がよく見えます。
今は草が生えています。
火砕流跡の川では今もまだ大規模な砂防工事が続きます。
これは火砕流跡に雨が降ると大規模な土石流が発生するためです。
19年前もこれで家々が屋根まで埋まりました。
島原の町外れには、火砕流に伴う熱風で破壊された小学校が、そのまま保存されています。
教室の内部は、猛烈な勢いの熱風で破壊と焼損の様子が、当時を物語ります。
当時、6月3日に消防団詰め所が火砕流の直撃を受け、40数名の消防団員、警察官、報道関係者が亡くなりました。
消防団詰め所跡では、ちょうど慰霊祭の準備がおこなわれていました。