2008/1/11

今週のこんなもの Vol.187

 

♪おおきなノッポの古時計おじいさんの時計

百年休まずにチクタクチクタク

おじいさんの時計

今はもう動かないおじいさんの時計♪

 

動かなくなった時計の復活ってエエなあ〜

 

平成20年、お正月に女房の実家に帰省すると

棚の上に壊れて動かないゼンマイ式の振り子時計が・・・

ついつい手が出て、分解していじくってやると見事復活

チクタクと時を刻みだしました。

 

そうしたら義父が、倉庫の中から埃まみれの壊れた柱時計を出してきて

「これも直せるだろう」ってことで、自宅へ持ち帰りました。

 

高いところから落っこちたのか、時計の木枠はかなりバラバラ、

ガラスも割れてありません。

 

今日は本当なら信州の雪山のつもりだったんだけど、

どうも体の調子がおかしいので、

雪山行きをやめて家でごそごそと、この柱時計をいじってます。

 

 

さいわい、ゼンマイや機械部分はさび付いてはいないようなので

全部分解して、木枠の修理からはじめています。

 

写真の蚊取り線香のようなのが、時報の「ボーン」って鳴る鐘。

錆びていたので黒ペイントしました。

 

木枠の裏側には、なにやら保証書が貼ってあります。

 

大正3年1月2日の文字が・・・

年代ものだー!レトロー!

この平井時計店がたぶん販売元

住所は網干町新在家の警察署前となってる。

ここは今の住所ではたぶん兵庫県姫路市網干区新在家橋本町商店街

 

昭和10年の修理の保険書きによると、

修理していた時計屋さんも

網干町新在家の金井時計店さん。

 

平井時計店も金井時計店も同じ場所だし、

保険証に書かれている文言が同じ。

 

それから考えると、この二つの店は同じ店で、

平井時計店は店の名前が昭和10年には金井に変わっていたのかなあ。

婿養子もらったのかも?

どんどん推理探偵になってるー

 

でもネットで調べたけれどダウンページにも載ってないので廃業したのかも。

 

時計店らしく?電話番号が「117」って書いてある。

現代の電話時報サービスと金井時計店の電話番号とはどっちが元祖だろう?

 

 

文字盤の裏にも修理だと思われる日付がいっぱい書いてある。

昭和20年代の日付が多い。

 

 

振り子部分のガラスを見ると、

製造メーカーはどうやら「HOKEN」っていうらしい。

 

うーん、なかなかレトロな物は奥が深くって面白いや!

 

誰か、平井時計店や金井時計店、

それに「HOKEN」っていうメーカーについてなにか知りませんか?

それから「117」の起源についても知らない?