2007/2/11

今週の行ってきました Vol.156

今週は新潟へ行って来ました。

 2月5日仕事を終えた非番日に出発。北陸自動車道を600Kmひた走り。

深夜1時すぎに2年4ヶ月前の中越震災の被災地、新潟県小千谷市に到着

ここへ来るのは震災後8度目。朝まで車で仮眠してから行動開始。

小千谷で震災後に知り合いになった方たちに「お元気ですかー」の声を届けにつぎつぎと訪問しました。どれだけの方たちと会えるのか、時間も成り行きだったので事前のアポイントもほとんど取っていなかったので、皆さんには突然のびっくり訪問となってしまいました。

何人かの方のところへは訪問できなかったのでちょっと残念でしたが、それでも20人近くの方とお会いできました。

 震災の復興について自分で考えたスローガン「知る、買う、訪れる」の実践です。

仮設住宅は小千谷市では100戸あまりが現在も入居されています。災害復興分譲地住宅の造成や完成などで、春にはその8割がたの方たちも仮設住宅から恒久住宅へ移ることが出来るそうで、ハード面ではかなりの進捗となっているようです。

でも大勢の方とお会いしてあらためて感じたことは、やはり被災地への精神的な支えの必要性でした。心の支援は今後も継続して必要だと思います。




翌日2月7日は少し南へ移動して南魚沼市の巻機山(マキハタヤマ1967m)へ

前日深夜に長野県蓼科のマッチャンと待ち合わせをして、今日は山岳スキー!

8時から登り出しますが、今年の少雪で、雪で雑木が埋まらず、標高の低いところは藪だらけの様子。おまけに少しばかり冬型気圧配置なので雪面はアイスバーン。藪コギしながらその小枝につかまって急斜面を登って行くっていうような、なんとも語り草になりそうな登りです。

時々吹雪いたり、それでまた時々晴れたり。

あまりに雪が硬いので、気温が上がってくるのを時間待ちするために、1時間半ほどの大休止。でもその間には青空と雪と氷の世界の素敵な写真が撮れました。



結局頂上は雲でガスっているし、アイスバーンのようでもあるので、7合目の1700m地点で13時頃に登頂をやめて滑降にしました。

無木立の斜面の雪は軽いシュカブラの模様がきれいですが、表面が氷板状態のクラストで滑り辛いのなんの。しょっちゅう大転倒で大笑い。

 

 

それもブナ林を越えて藪になってくると滑っているのやら枝につかまっているのやら状態で、泣けてくるー!

ヨレヨレになって16時に下山しました。(きれいな写真は撮れたけどね)

 あくる日は絶好の晴天が見込めそうということで、もう少し南の湯沢町へ移動しかぐらスキー場を目指します。

 

2月8日

今日はかぐらスキー場のリフトに乗ってその上部の神楽峰2029mを目指します。

リフトを降りて1時間30分ほど登るともう山頂。

昨日とは打って変わって晴天で空気も澄み渡り360度の見晴らし。

西には岩壁がすごい苗場山や北アルプスに妙高山、北には魚沼平野、東には越後山脈、南は谷川岳の山々。ああ絶景!

雪のモンスターも林立しています

山頂には15人ほどの人たちがいました。

 どこを滑ろうかと思案しているうちに、東京からこられた素敵な女性テレマーカーと出会い、パウダーの斜面を教えてもらって一緒に滑りました。

中尾根北斜面というところで、すこしウインドパックされ気味ですが、とっても気持ちのいいパウダー斜面で彼女に感謝!

パウダーが終わればシラビソ林の滑降でツリーランも味わえて、一粒で二度おいしい滑降でした。

 素敵な新潟の旅はこれでおしまい。マッチャンと別れて、夕方帰路に付き、翌日昼前に自宅へ帰りつきました。

今回の旅は走行距離1416Kmでした。