2007/1/21

今週の行ってきました Vol.154

行ってきました。信州と上越!

やっと来た来た、雪山シーズン。

北アルプスの末端、白沢天狗山2036m、一難場山1518m

上越の山、神奈山1909m


一日目

山友達の長野県八坂のNさんちに泊めてもらって翌朝に北アルプス爺ケ岳東側にある白沢天狗山に行きます。一緒に登ったのはNさんにまっちゃん、それから初めて会ったT嬢。

爺ケ岳スキー場を出発して登り出しますが、やっぱり今年は雪がすくなーい。スキー場では30cmくらい。ブッシュの小枝がやたらに飛び出してます。帰りは滑れるかなあ?

どんどん尾根を登って2000m地点まで、結構時間がかかって5時間ちょっと、スキー場から標高差だいたい1000m。

初めはガスってなんにも見えなかったけど、すこーし視界も効くようになって来ました。ここから先は山頂までほんのわずかだけど、尾根が狭くてスキーが使えないので、今日はここまで

帰りはブッシュに阻まれて、思うように滑れずに、テレマークスキー初シーズンのT嬢はこんな光景が多発。

それでも上手なマッチャンはこのとおり


 最後は沢を渡渉するおまけ付でした。

下りも3時間半くらい、わりと運動したなあと体が感じた1日でした。

 

2日目は、Nさんが目をつけていた一難場山。北アルプス北端の蓮華温泉近くにある山です。

木地屋集落に車を置いて雪に埋もれた林道をトコトコと歩き出します。

この日はマッチャンにかわってテレマークスキー2シーズン目のO君が新たに参加。

林道が終わるころ、お約束となった渡渉。

沢の向こうは素敵な平原の広がる杉平、帰りはここでお茶を飲もうって話しながら正面の一難場山へ向かいます。

てっぺんでお昼ご飯を食べる頃、天気も雪にかわり、下りは素敵なパウダー斜面となりました。

Nさんは果敢にパウダーを攻めて

O君は得意技となった前方回転を連発。

T嬢も負けてはならじと、禁じ手のブッシュ絡まりの大技で笑わせてくれます。(まるでカスミ網にかかった小鳥のように)

最後は特製のお茶(あるだけのコーヒーや紅茶、ミルクに砂糖を混ぜ合わせた「これなんだー!ティー」別名コティー)を飲んでまったりしてから下山しました。

 

3日目は打って変わって自分ひとりのツアーです。

上越に車で移動し、妙高山麓の神奈山へ。

妙高国民休暇村から山へ入りますが、最初のブッシュはとっても手ごわい

でも前日の雪で50cm以上の新雪があったようで雪はパフパフです。

途中からは素敵なブナの大木が立ち並ぶ林となって、ひとりの静かな時間を楽しみます。

今日はいてきたのは新しく買った190cmの長さの細めの板(セントイライアス)

下りを楽しみにしながら2時間半ほど登って、傾斜が緩やかになるところで今日はの登りはおしまい。

コンロを出してゆっくりとランチ。天気も回復してきて青空も見え出しました

ランチは新メニューのエッグバターロールを餅焼き網で焼きます。

こおばしい匂いがたまりませーん。

ちらちら舞い降りる雪を手袋に受けていると、とっても素敵な芸術作品を空からいただきました。

こんな雪の結晶は初めて。結晶の末端からカンムリのようにとげが飛び出していました。

自然ってすばらしいですねえ

積雪は1200m地点で1.5mでした。

下りは重い新雪をまったりまったりとターンしながら、下りました。

 

おしまい