2006/10/5

今週の行ってきました Vol.139
 
今週は10/3、兵庫県のど真ん中の山 千ヶ峰(標高1005m)に登ってきました。
 
雨降りの翌日。地面や草が濡れているかと思いましたが、結構乾いていて、カッパズボンも要らなかった。
でもやっぱり雨上がり。サワガニ君が登山道に出てきています
 
登山口は標高285m。植林帯の中の登山道は、おととしの台風での風倒木でかなり荒れています。風で根こそぎ倒れて、むき出しになった地肌が雨で崩れて、登山道も消えているところがあります。
 
今日は久しぶりにシャキシャキと登っているので、大汗です。
少し息が上がった状態が続くような感じで上り続けていると、脈拍も160回/分くらいでずっと打っています。
 
このまま1時間。標高830mまできました。ここまで来ると頂上はあとすこし。
見晴らしも良くなってきます。
 
そこからはなだらかな尾根道を30分で頂上到着。
 
頂上には大きな石塔が立っています
 
この山の頂上は笹原で360度の見晴らしです。
 
やっぱり秋。ススキもきれい
 
一時間ほど頂上でゆっくりしました。
結構人気のある山のようで、平日にもかかわらず頂上には、私を含めて6人居ました。
お昼ごはんはカレーパンにリンゴのデニッシュ。最近このパターンになっています。
 
おやつは途中で拾ったシバ栗。
まだ柔らかそうなのを生のままコリコリとかじります。(もちろん皮は剥いてからね)
 
下山途中、滝の近くの水辺にオニヤンマが二匹居ました。
一匹はすぐに飛び去りましたが、もう一匹は朽木に止まったまま逃げるそぶりがありません。
それどころか、尻尾をえびぞりのように上にあげて悩ましげなポーズ
 
 
こんなに近寄ってもそのまんま
 
やがて、おもむろに尻尾を下げると、なんと産卵が始まりました。
きっと飛び去ったもう一匹はご亭主だったのでしょう。
 
朽木の柔らかそうなところを探り出しては管を突き刺して卵を一個ずつ産んでいきます。
生む瞬間は翼をピリピリと細かく震わせ、結構苦しそう。
思わず「ひっひっふー」「ふっふっはー」とラマーズ法で応援してしまいました。(オニヤンマには通じたでしょうか?)
 
登山口と違う場所へ下山後は、例によってあらかじめ置いておいた自転車で、車のある登山口まで戻ります。
 
見晴らしのいい頂上と、きれいな滝のある山でした。