2006/8/25

今週の行ってきました Vol.129

 
久しぶりに「行ってきました」でーす。
 
8月22日から3泊4日、「瀬戸内しまなみ海道、家族4人自転車の旅」
 
朝早く家を出て新大阪へ、
新幹線に乗ったことが無いという息子のリクエストで、「ひかりレールスター」に。
個室があったりして、おもわず「カッコエエ!」とつぶやく息子。
 
でもココは始発駅。絶対座れるからっていうんで、我が家は自由席でございます。
 
広島県福山で在来線に乗り換えて尾道へ。
普通はここで尾道観光をしたりするんでしょうが、目指すは四国だー!
駅前でレンタサイクル借ります。(1台3日間1500円と四国で乗り捨てするので保証金1000円)
前カゴつき3段変速のスーパーママチャリだい。
息子はカゴなしのマウンテンバイクをチョイス。荷物は常時背中に。(暑そう)
 
・・・しまなみ海道・・・
本四架橋3ルートのなかで、唯一自転車や歩行者も渡れるルートで、広島県尾道市から愛媛県今治市まで6つの島を橋でつなぐ自転車なら約80Kmの道。
自転車は、橋の上では高速道路になっている車道横の歩道を、島の陸上は一般道路を走ります。
橋を渡るたびに高架の橋まで坂道を上がったり下ったり。
でもサイクリング道路として整備してあるので、坂道はそんなにきつくなくて大丈夫。
 
自転車を借りると、すぐ横の渡し舟で50mほどの距離の向島へ(大人一人自転車込みで110円、子供は60円)
ここだけは、橋の歩道が狭すぎるので船で海を渡ります。
我が家は大人二人、中学生一人、小学生一人
船の上でおじさんにお金を払いますが、なぜか310円でした。
尾道ではお金の計算方法が違うのかも???
 
上陸して快調にスタート。でも・・・
走り出して約5分。ガッチャーン
早くも転倒者が。でもけがも無く無事。
みんなで大笑い。転ぶのもご愛嬌
誰が転んだかはヒ・ミ・ツ
 
次の因島へ渡る最初の橋は2階建て。
猛暑の中だったので、日陰はうれしーい
 
そろそろお昼ご飯だということで、坂道登っていったフラワーセンターは、休業日。ショック!
 
ちょこっと走ったところのお店で、アイスを食べて店番のおばあちゃんと世間話。
みんなガンバレーって言って、もうちょっと走ってレストランへ。
空腹の因島でした。
 
次の生口島へ渡る橋のあたりから雷鳴が・・・
付近の雲行きもちょっと厳しそう。
ひとまず屋根のあるところで止まって雨宿りをするか強行して行くかどうしよう。
携帯のインターネットで雲の予想を見ると雨はかなり長く降りそう。
Yahooの気象情報は無料だけど結構使えるよ。
 
今日のお宿まではあと1時間ほどなので再スタート。
5分もしないうちに大粒の雨に突入。雨カッパを着て自転車漕ぎ漕ぎ。
ちょっと涼しくなってかえっていいかも。
そうするうちに宿に到着しました。
海岸沿いのペンション ジューシーフルーツ
 
夕暮れ時には雨も上がって、ちょこっと海水浴もして、
おまけに海の向こうにきれいな夕焼けが見れました。
沖にはNHK人形劇のモデルになった「ひょうたん島」も浮かんでる。
 
翌日、雨で行けなかった瀬戸田の耕三寺へ、西の日光って言われていて、地下トンネルで極楽地獄を作ってあったりして立派なお寺。でもそのトンネルの涼しさ目当てだったりして
とても個人所有のお寺とは思えません。
 
敷地の中には未来の生を意味して、白い石の洋風庭園があって、海とあわせてみるとまるでエーゲ海のよう
 
そのあと、島を半周して香りをテーマのシトラスパークへ。
ところがこれがすっごーい山の上で強烈な坂道。
息子のマウンテンバイクのチェーンも切れ掛かるし応急修理で何とかしのいで、大汗で自転車押したりしてたどり着いたけど、係員もいないし、展示物には埃まみれで、開店休業状態の倒産解体寸前のようなところで、パンフレットにあるパターゴルフなんかも「本日は休業」の日焼けした看板が掛けてあって、疲れだけが残ったよー。
 
子供たちもブツブツいいながら次の大三島へ
ここへ行く多々羅大橋は橋脚の下で手をたたくと、橋脚の柱の間で音がこだまして長ーく聞こえる「鳴き竜」っていう現象があるそうです。
柱の下には拍子木がおいてあって、「カンッ!」って一発たたくと、ヤマビコのようにながーく響いていました。「ワオッー」って大声だしても響いたよ。
 
橋の下を覗いてみると
 
小さいけれど渦潮を見ることが出来ました。
このあたりは鳴門の渦潮と共に瀬戸内海のなかでとっても潮流の早い場所で大潮の日には渦がまきます。
 
橋を下りたところのサイクリングターミナルで、故障した息子の自転車を交換してもらって次の伯方島の民宿「寿荘」へ。
ここは伯方の塩を作っている島です。
コンビニで地図を見せてもらってたどり着いたよ
1泊2食大人5000円、子供3500円
 
 
3日目
伯方島から6個目の島「大島」へ
ここらあたりは瀬戸内を牛耳っていた村上水軍の本拠地
水軍博物館でお勉強しました
 
今日はこのまま四国の今治まで行くぞー。
大島を縦断するには軽ーい峠越え
峠の坂道にはこんなギャグ的モニュメントを見っけ!
どうやらイシダイのようです
 
この大島にはたくさん石切り場があり、石の公園の入り口にあるモニュメントでした。
 
しまなみ海道最後の橋「来島海峡大橋」約6Kmを目前にみんなで記念撮影。
よく日に焼けました
 
四国の今治駅で自転車を返して、鈍行列車で今日の宿泊地の道後温泉へ
 
温泉でゆったりまったり。
4日目は市電に乗って松山城を見て帰りました。
帰りはもうひとつの本四架橋の瀬戸大橋を電車で渡って無事帰宅。
 
最後に面白い風景をおひとつ
 
松山城で何かの撮影。
CM、それともプロモーションビデオ?
出演者もスタッフも英語を話す外国人たち
でも主演が・・・・ご覧のとおり、緑のタイトスーツに色あせた金色マント、そしてスーツの上から真っ白なブリーフ、胸にも白いブリーフの刺繍が・・・・
正義の味方「パンツマン」登場ってかんじで周囲はクスクス大笑いでした。
(出演者は至極まじめに撮影をしていましたが)