今週の収穫 Vol.499

 

2019/9/18

 

稲刈りしました。

一昨日と今日。娘夫婦も手伝ってくれた。

 

 

 

 

今年は除草剤を使わずに頑張ってみました。

 

それで分かったこと。

1 草取りに膨大な労力が必要だった。

 5月中旬に田植えをしてから8月初めまでは3日に1日以上は草取りしてた。

 花が咲き終わった8月中旬からは、大量の稗を1本づつ延々と抜いていた。

 結局5月中旬の田植えから稲刈りまでの4か月120日のうち、70日くらいは草取りをして、腰痛が〜〜。

 

 

2 カエルがとても増えた

 収穫量にあまり関係ない雑草は、そのままにしていたせいか、たぶんオタマジャクシの餌が増えたのだと思う。

 田植え直後から除草ボートで土をかき混ぜてたせいか、ホウネンエビは現れなかった。

 

3 収穫量は多分すこし減少の見込み。

 稲の株の中から生えてくる稗は稲と見分けがつかないので、早期に抜けなかった。その稲株は米がとても少なかった。

 

4 できた米はとても高価。

 労力を時給に換算して、機械代などを足してみると、米10キロが10万円くらいになりそう。

 超高級なコメの10倍くらいの値打ち。お茶碗一杯のご飯は500円くらいの価値。

 

5 昔の人は偉い。

 農薬のない時代の百姓の労力は大変なもの。過労で早死にする。

 

6 日本の米作は農薬と肥料に依存している。

 日本の米自給率は9割以上のようだけど、原料を輸入している農薬や肥料が無ければ、日本の米の収穫量は1割くらいにたぶん減少する。これでは米も自給できていないと言っていいと思う。

 コメの値段が10倍になって、コンビニおにぎりの値段が1個1000円になるようなことになれば、みんな残飯出さなくなる。

 

まだ、脱穀と籾摺りを来月しなくちゃ。