2019/9/18
稲刈りしました。
一昨日と今日。娘夫婦も手伝ってくれた。
今年は除草剤を使わずに頑張ってみました。
それで分かったこと。
1 草取りに膨大な労力が必要だった。
5月中旬に田植えをしてから8月初めまでは3日に1日以上は草取りしてた。
花が咲き終わった8月中旬からは、大量の稗を1本づつ延々と抜いていた。
結局5月中旬の田植えから稲刈りまでの4か月120日のうち、70日くらいは草取りをして、腰痛が〜〜。
2 カエルがとても増えた
収穫量にあまり関係ない雑草は、そのままにしていたせいか、たぶんオタマジャクシの餌が増えたのだと思う。
田植え直後から除草ボートで土をかき混ぜてたせいか、ホウネンエビは現れなかった。
3 収穫量は多分すこし減少の見込み。
稲の株の中から生えてくる稗は稲と見分けがつかないので、早期に抜けなかった。その稲株は米がとても少なかった。
4 できた米はとても高価。
労力を時給に換算して、機械代などを足してみると、米10キロが10万円くらいになりそう。
超高級なコメの10倍くらいの値打ち。お茶碗一杯のご飯は500円くらいの価値。
5 昔の人は偉い。
農薬のない時代の百姓の労力は大変なもの。過労で早死にする。
6 日本の米作は農薬と肥料に依存している。
日本の米自給率は9割以上のようだけど、原料を輸入している農薬や肥料が無ければ、日本の米の収穫量は1割くらいにたぶん減少する。これでは米も自給できていないと言っていいと思う。
コメの値段が10倍になって、コンビニおにぎりの値段が1個1000円になるようなことになれば、みんな残飯出さなくなる。
まだ、脱穀と籾摺りを来月しなくちゃ。