今週の行ってきました Vol.173
新潟県中越沖地震の被災地へ行ってボランティアしてきました。
16日に地震がおきてからヤキモキしていたんですが、急にうまく休みが取れたので、新潟まで車で行ってきました。
仕事を朝終わってから用意をして7月23日の15時ごろ自宅を出発。
三田市役所の担当のかたに、私の普段の災害ボランティアのことを知ってもらっていたので、災害救援車両の指定をしてあげるってことで市役所で証明書をもらってから新潟へ行きました。この証明書があると高速道路代が無料になるのです。
途中、事故通行止めですこし一般道を走りましたが、24時ごろ被災地に着きました。
いったところは柏崎市の西山町。
朝一番に町内を車で一巡りしましたが、ここはとっても田舎の農村って言う雰囲気のところです。
西山町はほとんど報道をされていませんが、被害は大きく、集落によっては軒並み全壊しているところもあります。また遠めに見て被害がなさそうな集落でも、行ってみると家が傾いたり、床面が不等沈下や隆起していたりで、大丈夫な集落などありません。
この地震の被災地は家屋の損壊している割合が非常に高く感じました。
ただ、道路や水道などの復旧作業などのスピードは驚くほどものすごく早く、田舎の細い道まで補修されていました。
24日朝から、知り合いが運営ボランティアをしている避難所へいって、持参した生活用水や喫茶道具を渡したり、災害ボランティアセンターに登録して瓦礫の片付けをしたり、家々を回って、ボランティア要望の聞き取りなどをしました。
作業の合間には、そこの家の人といろんな話をしてました。
海岸沿いに行くと家は傾き、がけは崩れて、海水浴駐車場は地割れして海水浴シーズンの準備の様子がむなしく広がっています。でも海を見ると地震なんて夢の世界のように波が打ち寄せていて、人間のちっぽけさ加減を感じます。
知り合いの小千谷市の家に泊めてもらって、翌日も片付けのボランティアをして約9時間後の26日深夜2時に自宅へ帰り着きました。
今回は友人から、被災地へのカンパももらっていたので、避難所の知り合いと相談してから、そのお金で避難所へ大型クーラーボックスを贈り、高齢の被災者の方へカセットコンロを2セット贈ってきました。(現地は田舎でも天然ガス供給地域なのでガスが復旧するのに時間がかかる)