2006/5/4

今週の三世代 Vol.119
 
小学生の息子、私、74歳の親父 三世代で雪山登ってきました。
 
場所は兵庫県の最高峰「氷ノ山」1510m
先月24日に私一人で登って滑ってきたコース
 
今年は雪が遅くまでたくさんあり、まだスキーでも滑れそうなので、息子を本格的に山岳スキー初体験させてやろうと話を持ちかけたら、とっても乗り気で連れて行ってやることに。
そうは言ってもまあ初回だし、息子の道具はゲレンデスキー用のものしかないので、登りはスキー板を私が背負ってやりました。雪の無い登山道のところは、自分のと息子のと2本の板が私のリュックにくくりつけられております。
 
いっぽう、この話を察知した写真趣味の親父が、雪景色を下界の方で撮っているから車に同乗させろとのお話。
「せっかくだからいい風景のところまでちょっと登って写真撮ったらどう」っていう風に言って登山の格好を準備させ、私の心の奥では、親父にとっては初めての雪山だけど山頂まで連れて行ってやろうなどと図っておりました。
 
ルートは10日ほど前にいって下見済み。ここなら息子や親父でも大丈夫!
 
天気は快晴、これよりいい日はないって言うくらい絶好の登山日和
 
林道の除雪は最後までできていなくて40分ほどの林道歩きで登山口。
 
そこからかなりゆっくりと歩いて、写真とって、はじめて見る山小屋を探検して、雪に着いた鹿の足跡探して、・・・
標高が上がると樹氷もあったりして・・・
親父も楽しさにつられて山頂まで行けました。
とっても空気が澄んでいて、山頂からは日本海や、遠く鳥取県の大山も遠望できました。
(この山に9回登っていますがそこまで見えたの初めて)
 
下りは親父はアイゼンつけてテクテクと、息子と私がスキーで滑っては親父を待ち、滑っては親父を待ち、また雪の中の滝を見に行ったりもして楽しく下山しました。
 
 
 
なかなか三世代での雪山登山は機会が得られませんが、とってもうれしい一日でした。
 
スキーをしている格好をしておどける息子と親父